ナベホームで実現できる注文住宅の姿を、お客様の目でとことん確かめていただきたい…。
そんな想いで、2016年12月に展示場(モデルルーム)を新設しました。
平屋建て3LDKの住宅に、さまざまな素材を凝縮し、カタログ誌面ではつかみにくい素材のイメージを体感していただけるようにしました。
たとえばフローリング。8種類の色違いの木材を一部屋の床に貼り合わせ、比較しやすくしています。壁やサッシ、畳なども、いくつもの異なる素材を取り入れ、お客様ご自身の目で、肌で違いを感じていただけます。
本体価格に含まれる住宅設備(キッチン、バス・トイレ、証明、エアコン等)を実際に設置しています。
これまでは各メーカーのショールームなどをご案内していましたが、ここで実物を確認いただけるようになり、お客様の利便性がアップいたしました。「ここまで含んでこの価格!」を、ぜひ実感してください。
もともとガスや石油などの燃料小売業が母体のナベホーム。目指しているのは、ライフライン崩壊後でもすぐに対応できる「災害に強い家」です。当モデルルームには、LPガスを利用した「災害対応バルクシステム」(150kg)を設置。これは、通常時は一般のガスエネルギー源として使い、災害時に電気や都市ガスがストップした時、3日間程度の煮炊き、お風呂、暖房、証明に利用できるシステムです。現在、市町村や地域の公民館、病院などに導入が進んでいるシステムですが、今回は一般家庭向けのサイズを展示いたしております。また合わせて、容量2トンの貯水槽と、太陽光パネルも展示しています(これらは本体価格は別となります)
弊社は、創業大正元年、会社設立は昭和28年です。
燃料小売業、土木建築業、電設工事をワンストップで行っています。
創業当初は固形燃料を販売していました。現在はプロパンガスです。
建設業は、平成元年に始まり、手頃な価格の注文住宅「ナベホーム」を提供しています。
就任当初はプロパンガスのお客様は200名様、今では2700名様となりました。従業員数は、当時は2名でしたが現在は15名です。
注文住宅「ナベホーム」には営業要員はいません。ウェブサイトと口コミで広まりました。お客様には「やっと見つけた」と仰っていただき好評です。社員には、お客様には月に1回必ず顔を合わせてお礼を伝えるように教育しています。弊社の社用車の後ろに書いてある言葉は「ありがとう」です。これは、社用車を運転していて後ろを向いても、すれ違ったお客様にはお礼をしたいという想いから始めました。いつでもお客様へ感謝の気持ちを伝えたいと思っています。
地域のお客様との関係を大切に考えています。地域のお客様が、弊社を現在の規模にしてくれました。
弊社はライフラインを管理しているので、社員は24時間体制でお客様対応を行っています。大きな企業では対応しないクレームでも率先して対応します。弊社の中に、2人の期待している社員がいます。ひとりは板金工事のプロ、もうひとりは元警察官です。板金工事のプロは、中学を卒業してから板金一筋、非常に高い技術力を持っています。元警察官の社員は、お客様対応がきちんとしていて、お客様からの反応も大変良いです。2人とも向上心が旺盛で資格取得などの勉強にも熱心です。これからも大いに期待しています。
地域密着ですから、お客様のニーズに目が届き、早い対応が可能なのです。
現在、燃料小売業として、「災害対応バルクシステム」の開発と供給を行っています。これは災害発生直後のライフラインを支援するもので、電気に代わるLPガスによる発電システムです。東日本大震災や熊本地震の時にも、ボンベを運びシステムを設置しました。
「災害対応バルクシステム」は、公共施設や病院等に設置するものですが、現在、一般家庭に向けて開発中です。私は、ライフラインの基本は「家庭」だと思っています。これから提供したいと考えているものは「災害に強い家」です。「災害対応バルクシステム」を入れた家は、災害時に自分の家だけではなく、近所の住民にも煮炊きをしてあげられます。地域の住民同士で助け合いながら、災害を乗り越えることが出来るのです。
この「災害に強い家」と「災害対応バルクシステム」で、ガス販売業界の底上げもしたいです。これが、私が出来る、今まで食べさせてもらった業界への恩返しです。